テーマ:日本のロック・ポップス3

山下達郎 PERFORMANCE 2019[No.864]

数年ぶりに山下達郎のライヴを観た。今回はツアーメンバーの難波弘之の病気療養のため,最初の2公演が延期になった。しかし,その後無事にツアーがスタートし,そのパフォーマンスを存分に堪能することができた。難波弘之も問題なく演奏できていたので一安心だ。山下達郎自ら「明るめの曲を選んだ」というとおり,全キャリアの中から幅広く代表曲が選ばれていて,…
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ナイアガラ・コンサート '83[No.859]

ナイアガラ恒例の3月21日リリース,今年は何と大滝詠一初のライヴ・アルバムである。彼のライヴ音源というだけでも珍しいのに,1983年夏,西武球場での野外ライヴとは希少性がさらに高まる。しかも新日本フィルのストリングスまで参加しての大盤振る舞い。普段は腰は重いが,やるとなったら徹底的にやる,大滝詠一ならではのライヴ出演である。演奏曲も意外…
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HOCHONO HOUSE 細野晴臣[No.858]

朝日新聞に「細野晴臣 デビュー50周年」と銘打たれた一面広告が掲載された。新譜発売,展覧会開催,アメリカ講演,日本公演,さらにドキュメンタリー映画化決定と目白押しである。まずは,新譜である『HOCHONO HOUSE』を聴いた。ファースト・ソロ・アルバム『HOSONO HOUSE』のリメイクである。しかも,全曲の演奏,ヴォーカルを一人で…
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八神純子 with 後藤次利[No.856]

「The Night Flight 6」と題された八神純子のライヴを観た。八神純子復活後のライヴは観たことがあったが,今回のお目当ては後藤次利のベース・プレイである。あのスラップ・ベースを生で観られるという期待を胸に開演を待つ。ステージに上がった後藤次利は,さすがに年齢を感じさせる風貌に変わっていた。そして,そのベース・プレイは,事前の…
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パンタ&HAL 『マラッカ』ビルボード・ライヴ[No.849]

先日,ビルボード東京でパンタ&HALの『マラッカ』全曲再現ライヴを観た。ファースト・ステージが『マラッカ』,セカンド・ステージが『1980X』のライヴという企画だった。『マラッカ』は日本ロックの名盤として挙げられることも多い。その評判に違わぬ名演奏だった。パンタの流石の貫禄に圧倒される充実のライヴだった。 『マラッカ』は1979年…
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カンタンカンタビレ 奥田民生[No.847]

他アーティストに提供した楽曲をセルフカバーするという企画のアルバム。ただし,全ての楽器を自ら演奏した多重録音スタイル。しかも,現在は入手困難な8トラックオープンリールテープレコーダー「TEAC 33-8」,アナログミキサー「TASCAM M-208」を使用するという,宅録者にとっては夢のような環境でのレコーディングである。さらにレコーデ…
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アーティストと関係ない顔ジャケ[No.843]

このシリーズも続けてくると,色々と気づいてくることがある。そこで今回は,特別編としてお届けしよう。まずはユニコーン『服部』。このジャケットに写っているのは,ユニコーンのメンバーとは関係のない叔父さんである。確信犯的に撮られたアーティスト以外の顔ジャケだ。ということで,アーティスト本人ではない顔のジャケットを特集しよう。 『服部』の…
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顔ジャケ 矢野顕子[No.842]

顔ジャケ日本編の最初は,矢野顕子『ごはんができたよ』。今企画のきっかけとなった,友人との飲み会で話題になったのは,このアルバム・ジャケットだった。この当時妊娠中だったため,メイクができず,あえてすっぴんで撮影したという顔のインパクト。それでは,今回も多数の顔ジャケを紹介しよう。 矢野顕子の元亭主である坂本龍一も顔ジャケが実に多い。…
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『未来のミライ』主題歌 山下達郎[No.835]

「僕らの夏の夢」以来2度目となる,細田守監督作の映画主題歌を山下達郎が手掛けた。今回はオープニングとエンディングの2曲を提供している。両A面扱いとのことだが,CDなのに両A面と呼ぶのか,では他の呼び方は何か,などと余計なことを考えてしまう。2曲のうちでは,「うたのきしゃ」が興味深い。久々の達郎節が炸裂している。それも70年代の終わりから…
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『テキーラ・ムーン』桑名正博[No.834]

長いこと探していた『テキーラ・ムーン』をアナログ盤で手に入れた。「月のあかり」が収録されていることでも有名なアルバムである。当時のバック・バンド,ティア・ドロップスを従えての,コテコテのラテン・ロックも随所に聴かれる1978年作。桑名正博のヴォーカルはいつ聴いても味わいがあり素晴らしい。 桑名正博のこの頃のアナログ盤と言えば,中古…
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ナイアガラCMスペシャルVo.1[No.832]

アナログ盤を手に入れて早速試聴。B面に移ったときに,はたと気が付いた。ステレオ録音である。つまり,A面はモノラル録音なのだ。70年代のテレビCM音源なのだから,当然モノラルである。しかし,レコードをひっくり返すとステレオ録音に変わっている。音源は同じ三ツ矢サイダーの曲なのにだ。そこで思いついた。本盤は,いわゆるミックス違いやヴァージョン…
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大貫妙子 PURE ACOUSTIC 2018[No.825]

先日,大貫妙子のコンサートを観た。学生時代からのファンで,オリジナル・アルバムをほぼ持っている者としては,正に待望の初ライヴであった。客層はかなりのベテラン・ファンが集合しており,私よりもさらに年齢が高そうな,おそらくは大貫妙子本人と同世代と思しき面々ばかりだった。それにしても,大貫妙子は,こちらの予想していた通りの,イメージ通りの大貫…
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佐野元春「マニジュ」ツアー[No.822]

先日,佐野元春のライヴを観た。コヨーテ・バンドをバックにして,昨年発表したアルバム『Maniju』のツアーだ。このアルバムを聴いていなかったので,知らない曲ばかりだったのだが,楽しめるライヴだった。佐野元春も終始ご機嫌で,とてもにこにこしていたのが印象に残った。そんなににこやかな人とは思わなかったので,意外だった。さて,その笑顔の理由は…
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『ニュアンス』/南佳孝45周年リリース第一弾[No.821]

デビュー45周年を迎えた南佳孝が,久しぶりのシングル盤を発表。来生えつこ作詞,南佳孝作曲の,ゴールデン・コンビによる楽曲。さらにアレンジは井上鑑。ベテラン・メンバーによるバンド+ホーン+ストリングスという豪華編成。大人が聴くロックの充実シングル盤が出来上がった。 キャリアを積んだミュージシャンが集まって,ベテラン・アーティストのサ…
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大貫妙子『SUNSHOWER』アナログ再発盤[No.817]

『SUNSHOWER』3度目のアナログ再発盤を購入。現代の技術で再プレスされるアナログ盤の音の良さは,以前紹介した,はっぴいえんど『風街ろまん』と同様,素晴らしいものだ。シュガー・ベイブ解散後のこの時期は,錚々たるバック・メンバーの演奏に乗って,まだ若々しい大貫妙子の歌声が聴ける。,1977年リリースの実に爽やかなアルバムだ。このサード…
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甲斐バンド・ツアー かりそめのスウィング[No.815]

3年ぶりの全国ツアーを観た。ベストアルバム『Best of Rock Set かりそめのスウィング』の曲順通りに演奏するライヴという趣向だ。近年,有名アーティストが,オリジナル・アルバムをその曲順通りに演奏する企画のコンサートが数多く開かれてきた。それをベスト盤でやろうということかと思いつつ観たが,実はこの企画は思いの外楽しめるものだっ…
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細野晴臣アルバムリリース記念ツアー[No.814]

アルバム『Vu Ja De』の発売に合わせたコンサートを観た。ギター,ベース,ドラム,キーボード,と細野本人というコンパクトなバンド・スタイルが嬉しい。現在彼が取り組んでいるのは,ロック以前の,ロックン・ロールですらない,それ以前の40年代の大衆音楽だ。こんな地味な楽曲ばかりのコンサートがちゃんとソールドアウトになるとは,我が国も捨てた…
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『風街ろまん』をアナログ盤で聴く[No.813]

このアナログ盤は今年発売されたもので,ほぼ新品状態で入手した。値段は約3,500円。これまでなら,1枚のレコードにそう高い金額を払うことはなかったのだが,今回だけは別だった。理由は後で述べるとして,とにかくこのレコードは驚くほど音が良い。ベースの出が抜群だし,ハイハットなどの高音もシャリシャリせずに心地よい。中音もマイルドで実に豊かな音…
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遠藤賢司死去 享年70歳[No.812]

遠藤賢司を,勝手に心の師と仰いでいたが,残念な結果になった。しかし,1月の「祝! 生誕70年 エンケン祭り」で,その雄姿を目にすることができたのが救いである。大滝詠一をして,「日本語のロックの始祖」と言わしめた遠藤賢司である。何よりも残念なのは,最早彼の新曲を聴くことができないという事実だ。 純音楽家を名乗り,あらゆる音楽のジャン…
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ベルウッド・レコード45周年記念コンサート[No.811]

ここのところ,イベントづいている。このコンサートの顔触れは,はちみつぱい,あがた森魚,高田連率いる若手陣,林立夫,鈴木茂,細野晴臣。結論は,60歳を超える大ベテラン勢と若手ミュージシャンの格の違いが明白だということ。日本のロックを作り上げてきた兵どもは,いまだバリバリの現役で,まだまだ追いつけない存在なのだった。 はちみつぱいは,…
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実は脱ロック スネークマン・ショー[No.807]

アナログ盤で入手したスネークマンショー『戦争反対』を久しぶりに聴く。「愛のチャンピオン号」に始まり「愛の戦場」で終わるスネークマンショーのギャグは相変わらず笑える。しかし,今回気付いたのはギャグの間に挟み込まれた楽曲の多様な魅力だ。一言で言うと「脱ロック」。これだけ多彩な楽曲をこの時代に集めたという点は,もっと評価されてよい。 ア…
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映画『カーズ/クロスロード』日本語版主題歌は奥田民生/『エンジン』

奥田民生の新曲を映画館で先に聴くという珍しい体験をした。エンディングテーマとして流れたその曲は,いつもお馴染みの奥田民生そのものであり,車の映画用にとの発注に期待通りに応えた結果であろう。その日,家に帰るとCDが届いていた。1曲目は映画でかかった曲,そして2曲目はその英語版だった。問題は英語版の方だ。 奥田民生の書いた歌詞を英語に…
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AB面,ジャケット込みで楽しむ80年代RCサクセション[No.797]

80年代のRCのスタジオ盤は,残念ながら音作りがいまいち。80年代サウンドの悪い影響をもろに被ったような音で納得できない。『FEEL SO BAD』も例外ではない。しかし,怒りに満ちたA面,不思議なムードをもったB面と聴きどころが多いだけに惜しい。ジャケット・デザインも含めて,LPの良さを生かした作品なので,アナログ盤を手に取ってみてほ…
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唐突な幕切れ 第1期ミカ・バンド[No.795]

新宿ディスクユニオンで久々にレコードをまとめ買いした。そのうちの一枚が『ホット! メニュー』だ。『サディスティック・ミカ・バンド』『黒船』はLPで持っていたが,本作だけ持っていなかったのだ。第1期最後のスタジオアルバムだが,実は,前2作にはない新たな方向性が示されていたのだった。 新機軸その1。フュージョンに通じるテクニカルな演奏…
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山下達郎のアルバム最高作は?[No.790]

またもハード・オフでLPを購入。状態のいい『FOR YOU』を1,000円で手に入れた。評論家,或はファンの間でもいまだに最高傑作扱いされることの多い,山下達郎の代表作である。しかし,以前から本作が最高傑作という意見には疑問を感じていた。本作はかなりいいところまで行っているのだが,いかんせん詰めが甘いというのが私の意見である。では,彼の…
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桑田佳祐年越しライブ やっぱりソロはソロ[No.789]

WOWOWで放送された桑田佳祐の年越しライブ「ヨシ子さんへの手紙 悪戯な年の瀬」を観ている途中である。彼の場合ソロ活動とサザンオールスターズでの活動をはっきり分けているので,曲はソロで発表したものである。気心の知れたメンバーをバックに楽し気に行われるライブは,いろいろな発見がある。結論は,当たり前なのだが,ソロとサザンではまるで違うとい…
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[No.779]『麗蘭』/麗蘭('91)

仲井戸麗市のソロ・アルバムは聴いたことがあったが,麗蘭のアルバムは初めて聴いた。仲井戸麗市と土屋公平(元ストリート・スライダース)のデュオなのだが,ほぼ全曲が仲井戸麗市の作詞,作曲のほとんども仲井戸麗市である。彼のソロ・アルバムと呼んでも差し支えないかもしれない。ゲスト土屋公平という感じで。ここで聴かれるチャボの楽曲は,まさにロック詩人…
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[No.773]『ザ・タイマーズ スペシャル・エディション』

今頃になって突然,1989年発表の『ザ・タイマーズ』がスペシャルエディションとして発売された。ディスク2は公式には未発表の曲や音源で占められ,ディスク3は,ライヴとPVの映像盤という豪華仕様だ。このファースト・アルバム発表当時のザ・タイマーズについては謎が多かったのだが,こうしてまとめて聴き,観てみると,忌野清志郎が何を考えてどういうア…
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[No.766]『HAPPY END』/はっぴいえんど('73)

はっぴいえんど3枚目のアルバムは,初めて聴いた当時から,何ともこもこした音質だ,と気になっていた。以来,ずっと音の悪いレコードという印象があった。後にCDでリマスタリングされたものを聴いたときも,極端に音がよくなったという印象はなかった。冒頭「風来坊」のシンバルやハイハットが聴きやすくなったのは分かったが,全体には相変わらずもこもこして…
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[No.761]『ムッシュー~かまやつひろしの世界』/かまやつひろし('70)

1970年,スパイダースからソロになったかまやつひろしが,一人多重録音で仕上げた意欲作。ポール・マッカートニー,トッド・ラングレンと同様の試みが,いずれも同じ1970年になされたのが興味深い。アルバム全体の印象は,すべて一人でやってやろうという気合いではなく,むしろ力の抜け具合が心地よい佳作。快晴ではなく曇り空,メジャーセヴンスの曖昧な…
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