アコースティックギターのロック 『レッド・ツェッペリンⅢ』[No.902]

時折無性にアコースティックギターが主役のロックが聴きたくなる。まず,頭に浮かぶのはイギリスの古いロックだ。トラッドの伝統がある国にふさわしくアコースティックギターがよく使われている。しかし,ペンタングルなどまでいくと,演奏がハイブリッド過ぎて,聴くのが疲れる。また,トラッド・ロック系はトラッド色が強すぎるのも気分に合わない。そこで久しぶりに思いついたのが『レッド・ツェッペリンⅢ』である。

正しくはこのレコードのB面だ。アコースティックギターの演奏が全開で,なおかつロックである。トラッド色もあるが,改めて聴いてみてもそれほどきつくはない。ジミー・ペイジのギターはストロークがロック的だし,ロバート・プラントのヴォーカルは全くのロックだ。ジョン・ボーナムは出番が少なくて退屈だっただろうが,本レコードに関してだけは勘弁してもらおう。

発売当時,ファンからは不評だったというこのB面。2枚目までのハード・ロックを期待して買ったのだから当然である。アルバム片面を丸々使ったこの試みはやはりやり過ぎたというべきものだろう。しかし,おかげで約20分のアコースティックギターによるロックを聴くことができるのだから,今となってはジミー・ペイジのやりすぎを感謝しよう。

ちなみに,アルバム最後の「ハッツ・オフ・トゥ(ロイ)ハーパー」という曲でロイ・ハーパーの名前を知ったし,その後アルバムを聴くことにもなった。特に英ロック界の豪華ゲストを従えたスタジオ盤『HQ』はよく聴いた。ところで,最近まで何とも思っていなかったのだが,この曲のタイトルは「ロイ・ハーパーに脱帽」という意味だったのだな。今頃気付いている愚か者です。
Led Zeppelin 3 [REMASTERED ORIGINAL VINYL 1LP] [12 inch Analog] - Led Zeppelin
Led Zeppelin 3 [REMASTERED ORIGINAL VINYL 1LP] [12 inch Analog] - Led Zeppelinペンタングル(紙ジャケット仕様) - ペンタングル, ペンタングル
ペンタングル(紙ジャケット仕様) - ペンタングル, ペンタングルHq - Roy Harper
Hq - Roy HarperJugula - Roy Harper & Jimmy Page
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