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zoom RSS 『キッズ・アー・オールライト』/ザ・フー 音楽映画のサントラ盤とは?[No.783]

<<   作成日時 : 2017/02/26 13:34   >>

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久しぶりに『キッズ・アー・オールライト』を聴きながら,音楽映画のサントラ盤とは? という疑問が浮かんできた。本作はライヴ映像を多数収録しているが,単一のコンサートを収録した作品ではない。インタビューも含まれるが,完奏される楽曲が多い。現在ではDVDやブルーレイ・ディスクで鑑賞できるが,サントラ盤のCDも出ている。なかなか微妙な位置づけの音楽映画のサントラというものについて考えてみよう。

この映画が公開されたのは1979年。当時はまだ家庭用ビデオ機は一般的ではなかった。映画を観た者はレコードで映画を追体験しただろう。未見の者は,多くの写真が掲載されていたブックレットを眺めながら,ピート・タウンゼントがジャンプを決める様子を思い浮かべながらレコードを聴いただろう。こうしたニーズがあったわけだ。ちなみに,音楽映画ではないが,台詞入りのレコードというものも当時は存在していた。アニメなどは,あるシーンをまるごと音だけ収録したレコードを販売していた。家庭用ビデオが普及する以前のソフトの形式だ。

やがて,家庭でビデオが楽しめるようになって,映画ソフトをレコードのように繰り返し再生できるようになった。この頃は,映像はビデオでテレビ画面を通して,音楽はレコードやCDでステレオやコンポ,ウォークマンなどでそれぞれ再生していた。ソフトもハードも独立していた。現在では,DVD,ブルーレイ・ディスク,CDとソフトの形式は統一された。再生装置もプレイヤーは一つで済むし,パソコンも利用できる。すべて一つで済むということは便利には違いないが,その分味気ないともいえる。それぞれのハード,ソフトとも異なることによる楽しみというものもあったはずだ。でなければ,いまだにレコードを買ったり,カセットテープで音楽を聴いたりする者はいなくなってしまう。

コンサートを収録した映像作品は基本的にはDVDなどで楽しむのが現在だ。『キッズ・アー・オールライト』のようにドキュメンタリー部分も含む映像作品であっても同様だろう。しかし,音だけで楽しむという需要もまだある。事実,コンサート収録作品に,音声のみのCDが付いている仕様もよく見る。両者はうまく共存できればよいのだろう。とはいうものの,『キッズ・アー・オールライト』に関しては,音だけ聴いていても,勝手に映像が浮かんできてしまう。映像版を見過ぎるとそうなるわけだ。そんなファンのために,映画には収録されず,サントラ盤だけに収められている「マイ・ワイフ」のような曲をサービスしてくれるのだろう。

ところで,本作の内容について言えば,映像なしの音だけで十分すぎるほど楽しめるレコードに仕上がっている。代表曲が多く含まれており,ザ・フーの入門編としての機能も持ち合わせている優れものだ。映画も出来が良く,ロック音楽映画の基本である。






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