[No.229]Egyptian Cream/Robyn Hitchcock('85)

けっこう長い間、ロビン・ヒッチコックをアメリカのミュージシャンだと勘違いしていた。それは「クイーン・エルヴィス」の発売の頃からで、REMピーター・バックが参加していたことや、アメリカのカレッジ・チャートでヒットしていると聞いたことや、そのアルバム自体本国イギリスでは発売されていなかったことなど、なんとなく勘違いの理由が今にしてみれば分かってくる。しかもそのアルバムはポップ度が高く当時の愛聴盤だったのだが、その後彼のアルバムを買うことがなく、そのまま10年以上もアメリカのミュージシャンとして認識してしまっていたのだ。
2000年代に入ってから、彼の80年代の活動を網羅したベスト盤を一枚買ったのだが、ソロ名義でのアコースティック・ギターの弾き語り曲に馴染めず、ほとんど聴き返すことがなかった。それが昨日なんとなくロビン・ヒッチコックの名前が頭に浮かび、そのベスト盤を聴いてみたところ、やっぱり弾き語りじゃなくエジプシャンズがバックの曲のポップさにすっかり感心してしまった。
このベスト盤は曲が年代順に並んでいなかったので、曲順をアルバムの発表順にして聴き直してみる。レコード・コレクターズ2005年9月号の和久井光司氏による特集記事を参考に聴き進めると、アルバムごとの音の傾向がすっきりと分かってきた。特に気になったポップな時期は「クイーン・エルヴィス」以前の85,86年発表の2枚のアルバムの収録曲だ。 'Fegmania!' 'Element Of Light' の2枚だ。調べてみると今年、ボーナス曲を多数収録してどちらも再発されていた。これは買いだ。早速忘れないうちにアマゾンのショッピング・カートに入れておいた。
彼の魅力はポップな曲作りは勿論だが、その独特の声質だろう。美声ではないが魅力的な声だ。色気と芝居っ気のないピーター・マーフィーみたいな感じか? ちょっと違う気もするが。
今回は中でもポップ度の高い「エジプシャン・クリーム」をチョイス。キーボードとギターの可愛いフレーズがいいし、ちょっと切なさもあるメロディ・ライン、途中の軽い転調も効果的。これは早くアルバムを買った方がよさそうだ。

Fegmania!
Yep Roc
2008-08-19
Robyn Hitchcock & the Egyptians

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この記事へのコメント

キンスキー
2008年11月03日 22:55
ロビン・ヒッチコックについて書いてくれてありがとう。最近のアルバムもなかなかいいですよ。

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