テーマ:70年代前半ロック2

[No.551]『マスター・オブ・リアリティ』/ブラック・サバス('71)

Master Of Reality/Black Sabbath('71) 理想のブリティッシュ・ハード・ロックとは、というテーマで以前記事を書いたが、もしかするとその答えはブラック・サバスかもしれない。特にこの3枚目のアルバムを聴いていると、その思いが強くなってくる。 何しろ主体はギター・リフである。どっしりと重い。ギター・ソロ…
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[No.546]『ガソリン・アレイ』/ロッド・ステュワート('70)

Gasoline Alley/Rod Stewart('70) ロッド・ステュワートが「マギー・メイ」の大ヒットを生む前年のアルバム。このアルバムの魅力は、何と言ってもトラッドからの影響をそのまま素直に打ち出したサウンドにある。裏を返せば実に地味な一枚に仕上がっているわけだが、それでもジェフ・ベック・グループで頭角を現したヴォーカリス…
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[No.544]『バッド・カンパニー』/('74)

Bad Company('74) 自分にとって理想のブリティッシュ・ハード・ロックとは、と考えてみた。リフ主体のギター・サウンド。イギリスらしい湿り気。耳に残るメロディ。それでいて激しさと重さを持つ。さらにはパワーアップされた過剰さとある種と脳天気さも兼ね備える。随分難しい課題である。答えは霧の中で容易にはつかめない。 リフと激…
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[No/521]『グレイテスト・ヒッツ』/ドゥービー・ブラザーズ

Greatest Hits/Doobie Brothers タイトル通りのヒット曲満載ベスト・アルバムである。軽快なアメリカン・ロックが聴きたいときにはこの一枚、真っ昼間の高速道路の運転用BGMに最適だ。ところが周知の通り、このバンドは後期にはお洒落なAORバンドに変貌してしまうので、このベスト盤も快調なのは前半まで。10曲目になると…
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[No.515]『コミュニケ』/ダイアー・ストレイツ('79)

Communique/Dire Straits('79) ダイアー・ストレイツはこれまで数回取り上げてきたが、今回はセカンド・アルバム。冒頭の「かつて西部へ」ははっきりとレゲエのリズムを押し出した曲で、前作との違いを明確にしている。他にもレゲエの影響を感じさせるリズムの曲が数曲あり、新機軸かと思わせるが、どうにも地味なナンバーが続く。…
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[No.503]『汗と熱気』/カクタス('72)

'Ot 'N' Sweaty/Cactus('72) カクタスはファースト・アルバムを聴いて以来、それ以外のアルバムをチェックするのをやめてしまっていたが、この4作目の評判がいいのでいつか聴こうと思っていた。実際に耳にしてみると、噂に違わずこのアルバムは良い。A面がライヴでB面がスタジオ録音という変則的な構成だが、そのことがマイナス要…
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[No.490]ジョ・ジョ・ガン('72)

Jo Jo Gunne('72)。 ブログ「ロック親父の洋楽天国」でロック仙人さんが以前紹介していたジョ・ジョ・ガンを聴いた。セカンド・アルバムがほしかったのだが入手困難のため、ライノが発掘したファースト・アルバムを購入した。久しぶりのアメリカン・ロック、それもハード・ロック・テイストをメインにしながらも、より多彩でユニークな内容のま…
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[No.489]『電気の武者』/T.レックス('71)

Electric Warrior/T.Rex('71) T.レックスの全シングルA面曲を順番に聴いてみようと思い、CD-Rに編集してみた。T.レックスと言えば、普段は『電気の武者』『ザ・スライダー』の2枚のオリジナル・アルバムしか聴かない。そのため、それ以降の時期の曲をまとめて聴けるのでこれは便利だ、と数回聴いたところで物足りなさを感…
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[No.481]「ヘルプレス」/ニール・ヤング('76)

Helpless/Neil Young('70) 朝目覚めてから朝食を取るまでの間、大体何かの曲が頭に浮かび口ずさんでいる。今朝は「ヘルプレス」だった。と言って、助けすらない危機的状況に陥っているというようなことはなくて、単にメロディの問題である。"Blue, blue windows behind the stars"に始まる部分が…
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[No.478]『ムーンシャイン』/バート・ヤンシュ('73)

Moonshine/Bert Jansch('73) 無性にトラッド・ロックが聴きたくなるときがある。今回はバンドではなくソロ・アーティストにしようと思い、バート・ヤンシュでいってみよう。ソロ・デビュー後、ジョン・レンボーンとのデュオをはさみ、ペンタングルでジャズ・トラッド・ブルース・バンドとも言うべきユニークなサウンドを作り上げたミ…
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[No.470]『エニスモア』/コリン・ブランストーン('72)

Ennismore/Colin Blunstone('72)。 ゾンビーズ脱退後に発表したセカンド・ソロ・アルバム。独特の声質と歌い方でヴォーカリストとしての評価の高いコリン・ブランストーンだが、本作での聴きものは彼のソングライターとしての実力だ。共作や元ゾンビーズ・メンバーなどの曲もあるが、自身の書く曲は実に魅力的だ。そして、彼のヴ…
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[No/466]『ライブ』/アージェント('74)

Encore/Argent('74) アージェントは、ポップ・ロック・バンドなのかプログレ・バンドなのかで評価が分かれたり、中途半端だと言われたりしたバンドだ。きっと一枚のアルバムの中でポップな曲も難解な曲も入っているのが、人によっては気に入らないのだろう。私はその両方を合わせていかにも70年代中期のイギリスのバンドらしさを感じるし、…
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[No.463]『ライヴ・アット・ザ・パラマウント』/ゲス・フー('72)

Live At The Paramount/The Guess Who('72) ゲス・フーは名前が悪い。どう考えてもザ・フーに負ける。"Guess"という憶測を意味する単語を入れた段階で一段落ちる。日本語の発音で言うと「下衆フー」あるいは「下衆風」になってしまう。バンド名はいまいちだが、音楽性はなかなかのものだ。このライヴ盤は彼らの…
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[No.461]『アンソロジー』/デュアン・オールマン('72)

An Anthology/Duane Allman('72) デュアン・オールマンがギタリストとして参加したセッションからの名演を選りすぐったアナログ2枚組。ここで取り上げるのは『第1集』の方だが、好評につき『第2集』も発売された。オールマン・ブラザーズ・バンド以前のバンド、アワーグラスでのデュアンのプレイを聴いたマッスル・ショールズ…
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[No.453]『20グレイテスト・ヒッツ』/ゲイリー・グリッター

20 Greatest Hits/Gary Glitter グラム・ロック代表格のゲイリー・グリッター。ドットドットドットドットと繰り返されるベース・ラインとドラム。音数は少なくスカスカながらフィル・スペクターへのオマージュを感じさせるエコー感。コール・アンド・レスポンスでじわじわ攻め立てるヴォーカルとコーラス、あるいはかけ声。この緩…
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[No.452]『ラザマナス』/ナザレス('73)

Razamanaz/Nazareth('73)。 スコットランド出身の70年代ハード・ロック・バンド、ナザレスの3枚目のアルバム。アメリカ志向のカラッとしたサウンドは受け入れられやすかったらしく、全英チャート11位、カナダではプラチナ・アルバムの売り上げを記録している。サウンド自体はいい具合にハードで聴きやすく、ディープ・パープルのベ…
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[No.450]「アクション」/スウィート('75)

"Action"/Sweet('75)。 スウィートは嫌いになれない。くだらないとかお子様向けとか、そんな言葉で片づけられない魅力がある。それはグラム・ロッカーの背負う悲哀とも言うべきものが見え隠れするからだ。 ベスト盤などで彼らの代表曲を発売順に聴いてみると、その変遷がはっきりと分かる。例えば初期の「ファニー・ファニー」辺りは…
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[No.448]『マシューズ・サザン・コンフォート』('70)

Matthews' Southern Comfort('70)。 イアン・マシューズがフェアポート・コンヴェンションを脱退して最初に出したソロ・アルバムがこれだ。ただし、リリース時にはマシューズ・サザン・コンフォートという新バンドのメンバーが固まっていたので、ソロ名義ではなくマシューズ・サザン・コンフォートとだけクレジットした、と日本…
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[No.446]『オン・ザ・ショア』/トゥリーズ('70)

On The Shore/Trees('70)。 ヒプノシスによるジャケットが印象深いトゥリーズの名盤。内容はジャケットより更にいい。トラッドをバンド・スタイルで演奏するというコンセプトはフェアポート・コンベンションと同様で、彼らのフォロアーという位置が一般的な評価だろう。10曲中5曲がトラッドでアルバムの半分を占める。メンバーのオリ…
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[No.445]『クック(エクスパンデッド・デラックス・エディション)』/P.F.M.('75)

'Cock' Expanded Deluxe Edition/P.F.M.('10)。 74年のトロント大学及びセントラル・パークでの演奏を編集したプログレのライヴ盤の中でも屈指の名盤『クック』が、3枚組ボックス・セットにヴァージョン・アップされた。これは昔のライヴ音源をグレード・アップさせる見本のようなセットだ。まず1枚目は発売当時…
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[No.444]『スネーキング・サリー・スルー・ジ・アリー』/ロバート・パーマー('74)

Sneakin' Sally Through The Alley/Robert Palmer('74)。 1曲目から粘っこい。ニュー・オーリンズならドクター・ジョンのアルバム・タイトルでお馴染みの「ガンボ」というのがあるが、あれはオクラのことで確かに粘る。しかし、リトル・フィートの曲をカバーした「セイリン・シューズ」の粘りはオクラ以上…
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[No.437]『ライヴ・アット・リーズ』/ザ・フー('70)

"Live At Leeds"/The Who('70)。 地震のモヤモヤを吹き飛ばすには、ザ・フーのライヴの破壊力が必要だ。キース・ムーンが叩きまくり、ジョン・エントウィッスルのリード・ベースがうなりを上げ、ピート・タウンゼントの風車奏法が炸裂し、ロジャー・ダルトリーのマイクぶん回しヴォーカルがシャウトすると、モヤモヤは彼方に追いや…
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[No.436]『マスウェル・ヒルビリーズ』/ザ・キンクス('70)

"Muswell Hillbillies"/The Kinks('71)。 このアルバムで一気にアメリカのルーツ・ミュージックへの接近を見せたキンクスだが、それは同時期のイギリスのバンドの志向するサウンドにも呼応していた。ローリング・ストーンズが『レット・イット・ブリード』から『メイン・ストリートのならず者』でアメリカ南部サウンドへと…
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[No.430]『ヴォヤージ・オブ・ジ・アカライト』/スティーヴ・ハケット('75)

"Voyage of The Acolyte"/Steve Hackett('75)。 スティーヴ・ハケットは縁がなくて今回初めて聴いた。ジェネシス脱退後の初ソロ・アルバムなのだが、これは正真正銘の傑作だ。もっと早く聴いておくべきだったと後悔するほどの出来である。 疾走感たっぷりで変拍子がびしびし決まる一曲目からしてプログレ魂が…
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[No.429]『ユーライア・ヒープ・ライヴ』/ユーライア・ヒープ('73)

"Live 1973"/Uriah Heep('73)。 ユーライア・ヒープは憎めないバンドだ。アルバムのセールスはそれなりに上げているが、一流と言われるほどの大ヒット・アルバムはない。キーボード入りのハード・ロック・バンドなのだが、バンド独自の音楽性を示す決定的な要素に欠ける。スター・プレイヤーがいない上に、メンバー・チェンジも激し…
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[No.426]『パール』/ジャニス・ジョプリン('71)

"Pearl"/Janis Joplin('71)。 ジャニス・ジョプリンは昔からテレビなどで、よくライヴ映像で紹介されていた。あまりにもエネルギッシュに振り絞るように歌うその姿には、正直気持ちが引き気味だった。ヒステリックにも見えたしやり過ぎとも思えた。後年、彼女を取り巻く混乱した状況とそれに対する内面的な抵抗などを知るにつれ、過剰…
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[No.415]『嘘つきケイティ』/スティーリー・ダン('75)

"Katy Lied"/Steely Dan('75)。 昨晩友人と飲んだのだが、その彼が2年前頃毎日のように聴いていたのがこのアルバムだそうだ。アルバムは持っていないのでベスト盤から収録曲をチョイスして聴いてみる。最近、ちょうどベスト盤を使ってシングル曲だけを集めて聴いていたので、よい機会だ。 なるほど、『嘘つきケイティ』の時…
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[No.414]『イン・ロック』/ディープ・パープル('70)

'Deep Purple In Rock'('70)。 いつ聴いてもイントロの無茶なギター・ノイズに驚かされるアルバムだ。この暴走しているリッチー・ブラックモアのギター・プレイが、このアルバムがどういうものであるかを如実に示している。徹頭徹尾ハード・ロックに針を振り切った潔さが、高らかにバンドの新方向を宣言しているのだ。 ハード…
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[No.407]『フライト'65'~90』/ザ・バーズ

'The Byrds'('90)。 ザ・バーズの歴史が手に取るように分かるこの4枚組ボックス・セットが発売されたのは1990年のことだ。もう20年も前のことだが、このボックス・セットの価値は未だに揺るぐことがない。ザ・バーズの最良の楽曲がほぼ年代順に並べられ、当時の未発表曲及びテイク、ヴァージョンが21曲も入っている。ロジャー・マッギ…
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[No.403]『コスモズ・ファクトリー』/クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル('70)

2008年、ロイヤル・アルバート・ホールでのジョン・フォガティのライヴDVDを観た。63歳という年齢の衰えをまるで感じさせないロックン・ローラーの生き様を見せつける凄いライヴだった。そのDVDはまた日を改めて紹介することにして、今日はその中で演奏されていた「ランブル・タンブル」から始めよう。 この曲はCCRによるプログレとも言うべき曲…
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