The Hissing Of Summer Lawns/Joni Mitchell('75)。
本作や前作『コート・アンド・スパーク』でのサウンドが好きで、この時期のジョニ・ミッチェルのアルバムを聴くことが多い。フュージョン的と言うべき、ジャズやソウル、あるいはAOR風までも取り込んだ独自のサウンドは、ミュージシャンの確かな技量に支え…
"A Can Of Bees"/The Soft Boys('79)。
久々にロックらしいロックを聴いた。ソフト・ボーイズのファースト・アルバム。ロビン・ヒッチコックのソロは聴いたことがあったが、ソフト・ボーイズは初めて。パンク、ニュー・ウェーヴ関連もしばらく遠ざかっていたので、実に新鮮に心に響いた。演奏もヴォーカルも明らかにメイン・…
'Sick On You'/The Boys('77)。
ザ・ボーイズのファースト・アルバム冒頭一曲目が「シック・オン・ユー」だ。シングル曲ではないのだが、そのインパクトの強さによって彼らの代表曲と言ってもいいだろう。彼らのロキシー・クラブにおける77年のライヴ盤を持っているのだが(正式な日本盤なのにブートレグ並みの音質)、そのラスト…
'Achilles Last Stand'/Led Zeppelin('79)。
あけましておめでとうございます。テレビではさっきからお笑い芸人がずっと騒ぎっぱなしなので、こちらも負けじとロックのDVDでも観ようと思い、「レッド・ツェッペリンDVD」を鑑賞していた。6年ほど前に発売され話題を呼んだ彼らのライヴ映像記録の決定版だ。今日は…
'Cum On Feel The Noize'/Slade('78)。
グラム・ロックの中でもハード・ロック寄りのバンドだが、アイドル的なコスチュームやルックスのバンド、というのがスレイドに抱いていたイメージだった。マッチョ感漂うレコード・ジャケット(『スレイド?』)の一方で、シルク・ハットに派手な衣装というグラム・ロックまんまの写真…
'A Farewell To Kings'/Rush('77)。
カナダ出身のハード・プログレ・バンド、ラッシュはこれまで聴く機会がなかった。プログレというよりハード・ロック・トリオという印象があったしジャケットもなんだかピンとこなかった。今回はハード・ロックの一種として聴いてみたがプログレの範疇に括られるのも納得がいった。曲の構成に…