Save The Children/Intruders('73)
時折,無性に70年代ファンクや60年代サザン・ソウルが聴きたくなることがある。ハード・ロックが聴きたいなあ,パンクが聴きたいなあ,プログレが聴きたいなあ,というときは勿論あるが,ブラック・ミュージックの場合はロックとは違い,とにかく今すぐ聴かずにいられない,という強烈な…
Blue Magic('74)
久々にフィリー・ソウルを聴いている。フィリー・ソウルには名盤が多すぎてとても全てをチェックすることはできない。やっと今回『ブルー・マジック』を入手した。ソウル関連の日本盤1000円シリーズのおかげだ。彼らのデビュー・アルバムで,R&Bチャート1位の「サイドショウ」を含む代表作だ。
録音はフィラデル…
No Time To Burn/Black Heat('74)
近頃のブラック・ミュージックのオリジナル・アルバム廉価版大放出は,実にありがたい。特にあまり知名度の高くないアーティストのアルバムが,およそ1,000円というお手頃価格で手に入る。このブラック・ヒートのアルバムもそんな恩恵を受けた一枚だ。タイトルとジャケットは知っていたが…
The Black Album/Prince('94)
1987年にリリースされる予定が,プレスまで終わっていたにもかかわらず,プリンスの意向によりお蔵入りになった曰く付きアルバム。1994年に発売されたが,それ以前にブートレグとして世界中に出回っていたという作品だ。本作はファンク路線に舵を切ったこの時期のプリンスとしては異色作だ。し…
Ain't No 'Bout-A-Doubt It/Graham Central Station('75)
今回の記事で666回ということで,ヴァンゲリスが在籍したギリシャのバンド,アフロディーデズ・チャイルドのアルバムにしようかとも思ったが,残念ながら持っていないので,ごく普通に最近聴いたアルバムから選択したのがグラハム・セントラル…
Trying To Live My Life Without You/Otis Clay('72)
アルバム冒頭のタイトル・ナンバーを聴いていたら,つい最近聴いたイーグルスの「ロング・ラン」を連想した。当時のイーグルスはブラック・ミュージックに接近していたので,きっとこの線をやりたかったのだなあ,と納得した。とはいえ,本盤の発表は19…
Green Onions/Booker T & The MG's('62)
以前から調子は悪かったのだが,この寒さでいよいよオーディオ・アンプの 電源が入りづらくなった。そこで,代わりにラジカセを使って音楽を聴く機会が多くなった。小さいラジカセなので何しろ音が軽い。そうなると自然にかけるCDもラジカセの音質に合った音を選ぶようになる。…
Hipper Than Hip -Live on the air & In the Studio- 1974/Tower Of Power
突如発掘されたタワー・オブ・パワーのライヴ音源。FM放送用の録音ということで,音質は良好。内容も,何しろ1974年,ノリに乗っている時期のライヴなので悪かろうはずがない。よくぞ見つけてくれました,…