テーマ:10年代

レイニーウッド with 中村耕一[No.810]

先月,なにわブルース・フェスティバルで,レイニーウッド with 中村耕一のステージを観た。フェス1日目は,上田正樹,下田逸郎,三宅伸治,フラワーカンパニーズなどが参加していたが,この日,観客の心を奪ったのは明らかにレイニーウッドの演奏だった。これぞ,バンド・サウンドと言うべき,タイトなプレイにひときわ歓声が大きかった。 上田正樹…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

『Jawbone』/ポール・ウェラー 変わりゆく男[No.789]

基本的に前作と同じことはやらない,というスタイルを貫くポール・ウェラー。しかし,その新作が映画のサウンドトラックだとは誰が予想出来ただろうか。しかも,アナログ盤で言うところのA面が,20分を越える環境音楽のような大作。B面が短めの曲が6曲でシーンごとに使われるだろう曲という構成。いかにもポール・ウェラーらしい,攻めのアプローチである。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ギタリストが2人いるバンド [No.787]

ギタリストが2人いるバンドに惹かれる。左右のチャンネルからそれぞれの演奏が聴こえ,互いのやりとりがスリリングであるのがその理由だ。時に調和し,時にぶつかり合い,時に相手の演奏の隙をついてフレーズを滑り込ませる。2人のギタリストがお互いを認めつつ,切磋琢磨する姿に心を動かされる。それでいて,意外にも気楽に聴けるのはハード・ロックにそのスタ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.774]『ニューヨーク9番街57丁目』/スティング('16)

57th & 9th/Sting('16) 久々のロック・アルバムということで,賛否両論あるらしいスティングの新譜。私は好意的に解釈している。1曲目の「アイ・キャント・ストップ・シンキング・アバウト・ユー」のサビなど,正しくスティングとしか言いようのないメロディー・ラインだ。しかし,なによりも評価したいのは,全10曲で37分07秒とい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.769]『シング・ストリート 未来へのうた』/ジョン・カーニー監督('15)

実に清々しい音楽映画を観た。舞台は1985年のアイルランド,ダブリン。主人公はロック・ミュージシャンのプロモーションビデオに夢中な高校生,コナー。父親の失業に伴い荒れた学校に転校すると,学校の近くでラフィーナという女の子に一目惚れ。彼女を口説く文句が「僕のバンドのプロモーションビデオに出ない?」。バンドすらできていないのに,コナーはどう…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.757]『2011』/ザ・スミザリーンズ('11)

2011/The Smithereens('11) 現在のところ,彼らのスタジオ録音では最新の作品。1986年の『エスペシャリー・フォー・ユー』でデビューして以来,同じスタイルの音楽性を貫いているザ・スミザリーンズ。本作も一言でいえば,これまでのアルバムとまるで同じ。しかし,それがいいのだ。80年代デビュー組で,ポピュラー音楽界がこれ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.748]『バン・ズーム・クレイジー・ハロー』/チープ・トリック('16)

Bang Zoom Crazy...Hello/Cheap Trick('16) 前作『ザ・レイテスト』以来7年ぶりとなる,チープ・トリック最新スタジオ録音。誰がどこから聴いてもチープ・トリックそのもの。勢いのあるハードなポップ・ロックだ。全11曲で39分44秒。40分を切るとは素晴らしい。短くスキッとまとめ上げるのもロックの美学の一…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.747]『ライヴ・イン・トロント』/キング・クリムゾン('16)

Live In Toronto/King Crimson('16) 昨年12月の日本公演を観ることはできず残念な思いをしていたら,トロントでのライヴ・アルバムが発売された。トリプル・ドラム編成とは如何に? と疑問を感じていたが,本ライヴ盤CD2枚組は,久しぶりにかなり真剣に聴きこんだ。一度引退を発表しておきながらそれを撤回してまでライ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.743]『スティル』/リチャード・トンプソン('15)

Still/Richard Thompson('15) 衰えるどころか,ますます快調に作品を発表し続けるリチャード・トンプソン。本作は初めて聴いたときから,すでに名盤だ,と思える内容だ。決して派手な作品でもなく,バンド・スタイルでスタジオ録音された過去のアルバムと比較して特別に変わったところもない。しかし,じわじわとにじみ出す滋味とも…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.742]『ザ・ロニー・ウッド・ショー 第1回 ポール・マッカートニー』

NHK-BSで放送された番組『ザ・ロニー・ウッド・ショー』。ロン・ウッドがラジオのDJスタイルで曲をかけ,ミュージシャンのゲストと音楽談義に花を咲かせる様子をカメラに収めたもの。ロン・ウッドの人柄がよく表れた番組で,いい意味の気安さ,軽さでゲストをリラックスさせ,様々なエピソードを引き出している。1回目のゲストがポール・マッカートニーで…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.739]『アナザー・カントリー』/ロッド・スチュワート('15)

Another Country/Rod Stewart('15) 去年の12月に一度聴いて,「もう一つかなあ」と思いしばらくうっちゃっておいた。その後,2度目に聴いた時は,「そう悪くないな」に変わった。今年になって何度か聴いているうちに,ある日突然,1曲目「ラヴ・イズ」のヴァイオリンのリフを我知らず口ずさんでいた。2か月ほどかけて少し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.735]『ロックス・ドニントン2014』/エアロスミス

Rocks Donington 2014/Aerosmith エアロスミスのライヴを映像で楽しめる決定版と言ってもいい作品。いつもお世話になっているブログ「ゴーイング・バック・ホーム」のシュガー・シェイカーさんの記事でチェックし,購入し大正解のブルーレイ+CD版。その中でご指摘の通り,一つのコンサートを丸ごと収録した映像作品は少なく,…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.734]『R40 ライヴ~閃光の去来』/ラッシュ('15)

R40 Live/Rush('15) ラッシュ,デビュー40周年を記念したR40ツアーから,地元カナダのトロント公演を収めたCD3枚+ブルーレイ1枚の4枚組セットが発売された。何といってもライヴ映像を収めたブルーレイが見ものだ。何しろ,収録時間約3時間に渡って,凄まじいテクニックに裏打ちされた圧巻の演奏である。現在最強のロック・トリオ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.733]『スティル・ガット・ザット・ハンガー』/ゾンビーズ('15)

Still Got That Hunger/The Zombies('15) ゾンビーズの新作アルバムは,自らのルーツに正直に,かつ現代のサウンド・メイキングのクオリティで作り上げたスタジオ録音。R&Bに根差した楽曲と,『オデッセイ・アンド・オラクル』のようなポップな楽曲がバランスよく散りばめられた全10曲。トータル・タイム37分26…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.730]『ゲイツ・オブ・ゴールド』/ロス・ロボス('15)

Gates Of Gold/Los Lobos('15) ロス・ロボスのスタジオ録音新作は,『ティン・キャン・トラスト』以来5年ぶりとなる。2013年に,バンド結成40周年を記念したライヴアルバム『ディスコネクテッド・イン・ニュー・ヨーク・シティ』を発表しているので,2年に一作のペースだ。本作もさすがのロス・ロボス,外さない。キャリア…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.710]『フリーダム・タワー』/ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン('15)

"Freedom Tower" No Wave Dance Party 2015/The Jon Spencer Blues Explosion ブルース・エクスプロージョンの新作が発表された。前作『ミート・アンド・ボーン』から3年。待望のアルバムは,迷いを振り切ったかのような爽快感に満ちた傑作となった。90年代後半から00年代前半の…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.707]『KISS JAPAN TOUR 2015』

キッス来日公演を観た。彼らのショーマンシップに大満足の2時間だった。開演前,いろいろなハード・ロック・バンドの曲が流れ,ザ・フーの「無法の世界」に被さるようにレッド・ツェッペリンの「ロックン・ロール」が鳴り響く。曲が終わると,キッスのメンバーが控え室からステージまで歩いてくる映像が映し出され,待望のキッス登場。いきなりの「デトロイト・ロ…
トラックバック:1
コメント:2

続きを読むread more

[No.694]『ヒプノティック・アイ』/トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ('14)

Hypnotic Eye/Tom Petty & The Heartbreakers('14) 2週間くらい前に購入し,一度聴いたものの,ヴォーカルに力を感じず,途中で止めてうっちゃっておいたトム・ペティの新譜。気を取り直して昨日聴き直してみたら,ヴォーカルはあまり気にならなくなっていたので一気に全部聴いてみた。これは,ギターが良く鳴…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.682]『ブロンディ・フォーエヴァー』/ブロンディ('14)

Blondie 4(0)-Ever -CD+DVD-/Blondie('14) ブロンディの新譜は,代表曲の新録と純然たる新録音のアルバムのカップリングだ。しかも1977年のライヴDVDも付くという豪華版。この大盤振る舞いで輸入盤価格が3000円を切っている。ファンを大切にしたリリースには嬉しくなる。しかも,3枚ともそれぞれに聴き所,…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.673]『ヘンドラ』/ベン・ワット('14)

Hendra/Ben Watt('14) ベン・ワットがソロ・アルバムを出すとは思わなかった。傑作『ノース・マリン・ドライヴ』から何と31年ぶりのソロ作。トレイシー・ソーンとのエブリシング・バット・ザ・ガールで活躍していたが,2000年に解散していたことすら知らずにいた。近年はDJ活動やレーベル運営をしていたらしく,突然のソロ活動には…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.672]『ストックホルム』/クリッシー・ハインド('14)

Stockholm/Chrissie Hynde('14) 滅多に聞かないラジオをたまたま車でつけたら,クリッシー・ハインドのニュー・アルバムを紹介していたので軽く驚いた。世間的には,プリテンダーズのヴォーカル,クリッシー・ハインドが初のソロ・アルバムを発表というニュースになりうるリリースなのだ。まだまだプリテンダーズのネーム・バリュ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.660]『ゴーイング・バック・ホーム』/ウィルコ・ジョンソン&ロジャー・ダルトリー('14)

Going Back Home/Wilko Johnson & Roger Daltrey('14) 驚きのジョイント,ウィルコ・ジョンソンとロジャー・ダルトリー名義のアルバムが発表された。イギリスのロック雑誌の表彰式で出会い,互いにジョニー・キッド&ザ・パイレーツのファンとして意気投合,いずれアルバムを作ろう,と話したのが2010年…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.650]『アンヴァーニッシュド』/ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ('13)

Unvarnished/Joan Jett & The Blackhearts('13) ジョーン・ジェット55歳の新作は,実に真っ当なロック・アルバムだ。曲作り,音作り,そして自身のヴォーカルと,充実の内容で申し分なし。ロック史に残る名作とはなりはしないだろうが,どこから聴いてもロックである本作には,ジョーン・ジェットのロックに対す…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.639]『エレクトリック』/リチャード・トンプソン('13)

Electric/Richard Thompson('13) リチャード・トンプソン,向かうところ敵なし。今年発売の本作『エレクトリック』でも好調ぶりは何ら変わらず。ソング・ライティングの冴え,木訥とした歌声の説得力,確かなテクニックに裏付けされたギター・プレイの切れ,どれをとっても一級品だ。これだけのキャリアをもちながら,変わらず表…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.636]『ホエン・アイム・プレジデント』/イアン・ハンター&ザ・ラント・バンド('12)

When I'm President/Ian Hunter & The Rant Band('12) ついつい買いそびれていたイアン・ハンターの去年のアルバム。聴いてすぐ,早く買っておくんだったと後悔した。イアン・ハンターが,そのキャリアを元にした流石のロックン・ローラー振りを発揮している。久しぶりにロックらしいロックを聴いた気分だ。…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

[No.628]チープ・トリック サマー・ソニック・エキストラ 渋谷 O-EAST 2013 8.8

チープ・トリックを観ました。サマー・ソニック出演前にライヴ・ハウスで前哨戦という感じだろうか。ライヴからやや日にちが経過したが,レポートしよう。入場待ちの観客はほとんどがおじさん,おばさん。青春時代にチープ・トリックにやられた世代が集結している。ベテラン・ファンは野外ではなくやっぱりこっちを観に来るのだな,と納得した。 スタンディ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.621]『レディ・トゥ・ダイ』/イギー&ザ・ストゥージズ('13)

Ready To Die/Iggy And The Stooges ジェイムズ・ウィリアムソンがギタリストでのストゥージズとしては『ロー・パワー』以来となる新作。全曲をイギー・ポップと共作し,ギターを弾き,プロデュースまで務めるウィリアムソンが,実はミュージシャンとしては引退状態だったというから驚きだ。本作はどこからどう聴いてもイギー…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.618]『タイム ~時の旅人~』/ロッド・スチュワート('13)

Time/Rod Stewart('13) オリジナル・アルバムとして12年ぶり,自作の新曲収録は15年ぶりとなる新作である。とは言え,これまでスタンダード・ナンバーを歌う『ザ・グレイト・アメリカン・ソングブック』シリーズやら,ロック名曲カヴァー・アルバムやら,ソウル,R&B・カヴァー・アルバムやら,クリスマス・アルバムやら,人の曲を…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.592]『ミート&ボーン』/ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン('12)

Meat And Bone/The Jon Spencer Blues Explosion('12) ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンの新譜が発表されていたことに気付いたのは今年に入ってからだった。早速購入して聴いてみたが、すぐにはうまく判断が出来ない。聴くこと3回目にしてようやくこのアルバムの良さが分かってきた。…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more