Little Richard Volume 2('58)
リトル・リチャードのセカンド・アルバムのCDを再生したら,いきなりのドラム・ソロに驚いた。まるでレッド・ツェッペリンの「ロックン・ロール」のイントロそのものだったのだ。慌ててネットで検索すると,ジョン・ボーナムがリトル・リチャードの曲のドラムのフレーズを演奏しようとしていたとこ…
Ray Charles('57)
600回目の記事はR&Bの巨匠レイ・チャールズ。昨日の朝、目覚めてから着替えている間に頭に浮かんだメロディが、本作収録の「グリーンバックス」だった。朝、食事までの間に頭の中で曲が流れるのは日常茶飯事で、その曲の入ったCDを持って通勤時に聴くことがよくある。しかしながら、何故「グリーンバックス」なのかが…
The Cruisin' Story 1955-1960
タイトル通りオールディーズ編集盤のCD3枚組だが、聴きたいなあと思うような代表曲が多数収録されていること、1000円と廉価であることから購入した。この手の編集盤は山ほど出ているので、内容を検討するとそれに見合ったものが見つかるだろうが、とりあえず店頭で見つけてこの時代の音楽がま…
All Shook Up/Elvis Presley('57)
プレスリーの3枚組CDを入手した。たったの千円。ディスク1がアップテンポの曲、ディスク2がスロー・ナンバー、ディスク3はゴスペルものという編集盤だが、やはりディスク1に心が向かう。「監獄ロック」「ハウンド・ドッグ」などお馴染みのナンバーが並ぶ中、心に残ったのが「恋にしびれ…
Great Balls Of Fire/Jerry Lee Lewis('57)
「火の玉ロック」という邦題も凄いが、原題の意図を見事に汲んでいる。正に「火の玉」の如く、高速回転で転がっていくピアノだ。この名作に今更どんな解説が必要だろう。それでも取り上げたからには何らかのコメントはせねばなるまい。何より簡潔で無駄のない曲構成と間奏の…
Wonderful/Sam Cooke With The Soul Stirrers('56)
先週は通勤の車の中でサム・クックばかり聴いていた。それもソウル・スターラーズ時代の音源だ。これまでにすでに2度、本ブログで取り上げているにもかかわらず、またまた登場となった。それは、歌というものが音楽の最も根本にあるものだということ、そして…
'Just Because'/Lloyd Price('57)。
"A History of New Orleans Rhythm & Blues 1950-1962"というタイトルのCD-Rを久しぶりに手に取った。これは友人がLPではなくカセットテープで所有していた音源で、ノート・パソコンを初めて手に入れた頃にカセットデッキとパソコ…