テーマ:90年代

ライヴは1枚物で AC/DC Live[No.854]

以前にも書いたことだが,ライヴ・アルバムといえば2枚組が基本というのは長すぎる,と感じている。レコード・フォーマットの頃から2枚組が多かったのだが,これがCDで2枚組となると優に2時間を超える。実際のライヴを観るならともかく,音だけでそんなに長い時間はつきあえない。そこで,勝手に,ライヴ盤シングル・アルバム化計画を実行している。まずはA…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

パワー・ポップの定義とは[No.824]

『フラッシュキューブス・フォーエヴァー』というアルバムが発売された。1994年から2017年までに録音された音源から選ばれたスタジオ盤と,2007年のライヴ盤がセットになっている。どこから聴いても,物の見事に「パワー・ポップ」そのものである。そこで,ふっと気になったこの言葉。パワー・ポップ。かなり幅広く使われているが,最近ではどうやら,…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

ブラジルの歌姫 マリーザ・モンチ[No.804]

この猛暑に対抗するには,爽やかなマリーザ・モンチの歌声だ。近年は,ブラジルの伝統音楽寄りのアコースティックな楽器によるアルバムが多くなってきたが,やはり90年代の多彩な音楽性を発揮していた時期の録音が面白い。その先鋭的なアルバム制作の立役者がプロデューサー,アート・リンゼイである。マリーザ・モンチとアート・リンゼイのコンビネーションは見…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

くぐもった爆音ギター[No.801]

スマッシング・パンプキンズの名盤『メロンコリーそして終わりのない悲しみ』に,「ヒア・イズ・ノ・ホワイ」という曲が入っている。昔からこの曲のギターの音が好きで,轟音爆音を聴きたいと思うときによく聴いている。しかし,よく考えるとこのギターの音はそれほど派手なものではない。どちらかというとくぐもった感じがする。ここに,私が惹かれる爆音ギターの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.659]『ミスター・ウイザード』/R.L. バーンサイド('97)

Mr.Wizard/R.L. Burnside('97) いわゆる定型の12小節進行ブルースが苦手である。このパターンに乗っ取った曲,特にロックのアルバムでブルースのカヴァー曲が入っていたりすると,若い頃は大概飛ばして聴いていた。最近ではそうでもないが,心からブルース・ミュージックを楽しめるかというとなかなか難しい。こんなことを書くと…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.607]『オール・セット』/バズコックス('96)

All Set/Buzzcocks('96) バズコックスのスタジオ盤で唯一聴いたことがなかった『オール・セット』を入手した。初期UKパンクの生き残りであり,いまだにそのスタイルを保ち続けているという稀有な存在だ。したがって本作もどこから聴いてもバズコックスそのものであり,基本的には何ら変わっていない。どのアルバムもほとんど変化がない…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

[No.603]『ネイバーフッド』/ロス・ロボス('90)

The Neighborhood/Los Lobos('90) 随分久しぶりにロス・ロボスの本作を聴いたが、ミッチェル・フルームと組んでサウンド実験を始める直前のアルバムでほんの少しその気配を感じさせるところが面白い。「エンジェル・ダンス」1曲だけがミッチェル・フルームのプロデュースだが、3曲目の「アイ・ウォーク・アローン」の左チャン…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

[No.569]『サウス・オブ・I-10』/サニー・ランドレス('95)

South Of I-10/Sonny Landreth('95) 数ヶ月前のFM番組でピーター・バラカンが紹介するまで、サニー・ランドレスなるミュージシャンのことを全く知らなかった。とにかくそのスライド・ギターの強烈な演奏が耳に残った。しばらくしてCDショップで発見したときは、彼のアルバムはブルース・コーナーに置かれていた。ロックの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.550]『リチュアル・デ・ロ・ハビチュアル』/ジェーンズ・アディクション('90)

Ritual De Lo Habitual/Jane's Addiction('90) 実に久しぶりに聴いたジェーンズ・アディクション。発表当時はこの手のサウンドが大好きで良く聴いていたのだが、最近はすっかりご無沙汰していた。今聴いてもこの勢いはなかなかのものだ。ファンク調の曲が多く、演奏力も意外に高い。当時の好みはグランジより、こち…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.508]『スクリーム、ドラキュラ、スクリーム! 』/ロケット・フロム・ザ・クリプト('95)

Scream,Dracula,Scream!/Rocket From The Crypt('95) CD棚の整理をしていたら、95年のコーナーで久しぶりにロケット・フロム・ザ・クリプトを発見した。かれこれ10年近く聴いていないかも知れない。早速再生してみると、これは凄い。パンクのエネルギーをそのままに、より一層パワーアップしたサウンド…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.493]『ニルヴァーナ ライヴ・イン・シアトル 1991』

Nirvana Live In Seattle 1991 WOWOWが3チャンネルになってから映画やライヴの放送が増え、積極的に観たいわけではないが、せっかくだから録画しておこうという番組がたまってきた。このニルヴァーナのライヴもその一つだ。特にファンでもなく『ネヴァーマインド』しか聴いたことがない。しかも極端に言えば「スメルズ・ライ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.475]『マジック・アンド・ロス』/ルー・リード('92)

Magic And Loss/Lou Reed('92) アルバム『マジック・アンド・ロス』を再現するライヴ映像を初めて観たというか、現在観ている途中なのだが、曲順どおりに演奏が進められていく。勿論ルー・リードのこと、ステージ上で派手なアクションなどあるわけもなく淡々とライヴが展開していく。もともと音数が少なくスローなナンバーも多い地…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.420]『ネヴァー・レット・ゴー』/キャメル('93)

"Never Let Go"/Camel('93)。 キャメルの2枚組ライヴCD。1枚目の選曲は代表曲を連発。2枚目は当時の最新スタジオ作『ダスト・アンド・ドリームス』の全曲演奏に「サウスクウォーチ」「レディー・ファンタジー」のアンコール・ナンバーだ。充実の内容でキャメルの底力を見せつけられる。 とはいっても、すでにこの当時オリ…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

[No.396]『キーズ・トゥ・アセンション』/イエス('96)

"Keys To Ascension"/Yes('96)。 イエス黄金期のメンバーによる96年の復活アルバムが4CD+1DVD仕様で再発された。『キーズ・トゥ・アセンション』『キーズ・トゥ・アセンション2』のそれぞれCD2枚組アルバムを持っているにもかかわらず、ライヴDVD見たさに購入してしまった。これだけのヴォリュームでも低価格だっ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.350]MGB-GT/リチャード・トンプソン('94)

'MGB-GT'/Richard Thompson('94)。 トラッドとロックを高レベルで融合させる男性シンガー・ソングライターであるリチャード・トンプソンは、ユニークな奏法で知られるテクニカルなギタリストでもある。リンダ・トンプソンとの離婚後のソロ活動は90年代にミッチェル・フルームとチャド・ブレイクのコンビによるサウンド・メイキ…
トラックバック:1
コメント:0

続きを読むread more

[No.340]ミルク/アンスラックス('91)

'Milk(Ode To Billy)'/Anthrax('91)。 去年の暮れからプログレとメタルの関連を調べているのだが、サウンド面でのめまぐるしい展開とか、ストーリー性のあるロック・オペラ的トータル・アルバムとか、抒情的でシンフォニックな音づくりとか、さまざまなアプローチがあるようだ。一つ目の好例としてアンスラックスを紹介しよう…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.332]スムーズ・クリミナル/マイケル・ジャクソン('92)

'Smooth Criminal'/Michael Jackson('92)。 『ライヴ・イン・ブカレスト』の輸入盤DVDが安価だったので入手したら、リージョン1のため日本国内のDVDプレイヤーでは再生できなかった。パソコンにはリージョンをフリーにするソフトが入っていて観ることができるのだが、一般のプレイヤーで観たいと思い色々とソフト…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.317]ワン・ステップ・ビヨンド/マッドネス('98)

'One Step Beyond'/Madness('98)。 マッドネスは1986年に解散を発表して以来、何度かの復活を果たしている。1998年に「マッドストック'98」としてロンドンのフィンズベリー・パークで行われた野外ライヴのDVDを廉価で手に入れた。驚いたのはその観客動員の多さ。「数万人」と表記されているが、確かにもの凄い数の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.301]Glasgow Star/Eddi Reader('96)

エディ・リーダーは何と言ってもその声だ。その歌唱能力と併せて私の心の琴線に触れるタイプの女性ヴォーカリストだ。エディ・リーダーの歌を聴くといつでもはっとさせられる。頭の中でピキーンと乾いた音がして目が開く。それは例えばアレサ・フランクリンの歌いっぷりに圧倒されるということとは別の体験だ。彼女の歌を聴いた途端思わず背筋を伸ばし姿勢を正して…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.291]Jammin' Me/Tom Petty And The Heartbreakers

1999年のライヴDVD「ライヴ・フロム・フィルモア」を廉価で購入。しかし、このDVDは良い点と悪い点がはっきりしている。 まず良い点だ。バンドが実にいい演奏をしていて気合いが入る。途中のアコースティック・コーナーでも中だるみせずきっちりと聴かせる。 次に悪い点。カメラ・ワークがロング・ショットが多かったり、被写体をちゃんと捉えてい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.280]Top Of The Pops/The Smithereens('91)

中古CD、しかも廉価コーナーでスミザリーンズを見つけてしまった。500円也。あまりに気の毒で買ってしまった。このように80年代後半から90年代前半あたりに発売されたアルバムは、やたら安売りされているものが多い。この間はついふらっとジーザス・ジョーンズの『リキダイザー』を買ってしまった(300円)。よく見かけるのがテレンス・トレント・ダー…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.263]Roudabout/Yes('96)

ライヴ・アルバム「キーズ・トゥ・アセンション」を聴いてみて、私はつくづくイエスというバンドが好きなのだなあ、と思ってしまった。 以前からイエスの音がいいライヴ盤を聴きたいと思っていた。勿論70年代全盛期の「イエスソングス」は素晴らしいのだが、どうも音質というか録音の仕方というかが変に生々しかったりバランスが悪かったりするところが気にな…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.260]Jack Shit George/Ian Dury ('98)

先日、車でイアン・デューリーのファースト・アルバムをかけていたら、最後の曲「ブラックメイル・マン」を聴きながらカミさんが「これって何のことを歌っているの?」と怪訝そうな顔で訊いてきた。「詳しい内容は知らないが、俺は恐喝する男、脅し屋だ、というような歌だ」と説明すると、「ふーん」という反応。イアン・デューリーにしては珍しいパンク的なサウン…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.249]So Many Millions/Fishbone('91)

明けましておめでとうございます。本ブログ開始から三度目の正月です。正月というのに、今日はキッスやらヴァイブレイターズやらうるさいものばっかり聴いている。厳粛さなど微塵もない年の初めである。 で、夜になり締めくくりにフィッシュボーンを聴いているわけだ。 「リアリティ・オブ・マイ・サラウンディング」。彼らの最高傑作と言える一枚だ。随分久し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.226]Spiderman/Ramones('95)

最近子どもがレンタルしたり、コピーDVDをもらったりして映画「スパイダーマン」の3作をよく観ているので、私も断片的に横目で観ながら、今頃になって全3作の大体を把握したところ。サム・ライミらしい飛び具合と暗さと商業性を併せ持ったシリーズだなあ、でもどうしてもCGのアクション・シーンばかりはいただけない、というかあれじゃアニメだよな、などと…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.197]Kid/Pretenders('95)

クリッシー・ハインド一人によるギター弾き語りの企画盤アルバムだ、と勝手に思いこんでいたのでずっと聴くこともなかったのだが、初めて聴いてみたらドラムもベースも入っているバンド・スタイルの演奏だった。ギターももう一人いるが、この時期流行のアンプラグドものらしく、アコースティック・テイストが強い。そして興味深いのが、ヴィオラ、ヴァイオリン(2…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.193]Egg Cream/Lou Reed('96)

近頃ルー・リードを聞き返している。 「ブルー・マスク」「マジック・アンド・ロス」そして本作「セット・ザ・トワイライト・リーリング」 。どれを聴いてもルー・リードはルー・リード。特に80年代以降は、基本的にギター・バンドのスタイルでアルバムを制作しているので、どれもブレがない。 本作1曲目の「エッグ・クリーム」は最初ウェイン・ワン監督の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

[No.179]Mas Y Mas/Los Lobos('96)

久しぶりにこのアルバムを聴いたが、やはりこれは名盤だ。曲の骨格がしっかりしている。演奏はもちろんばっちり。くぐもった音色の録音もよし。ギター同士のからみ、ギターとサックスやキーボードとのからみもちょっと変わったリズムでOK。決して派手な音楽ではないが、ロックを知り尽くした男たちの奏でるいぶし銀ロックといったところ。 CDのケースからロ…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

[No.160]Centerfield/John Fogerty('98)

仕事が早く終わって時間ができたので、久々に中古CDを探してみた。地道に棚を見ていくと色々とおもしろいものがある。中には「ああ、どうしてこの名盤を売ってしまうのだ」と疑問を感じるものや、大都市ならともかく「こんなアルバムを買ってしかも売ってしまうのはどんな奴だ」と思ってしまうようなマニアックなものなど、地方であるにもかかわらず興味深い発見…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

Re-gyptian Strut/Frank Zappa('96)

96年にこの「レザー」が発売されて以来、何度となく聴いてきたアルバムの1曲目。なにしろLPで4枚組、CDでは2枚半のヴォリュームがある音源だ。その1曲目なのだからやはりザッパ自身もこの曲には思い入れがあったんじゃないだろうか。 そもそもは77年まで話は遡ってしまうのだ。ザッパはこの4枚組ボックス・セットを発売しようとしたがワーナー・ブ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more