ナイアガラCMスペシャルVo.1[No.832]

アナログ盤を手に入れて早速試聴。B面に移ったときに,はたと気が付いた。ステレオ録音である。つまり,A面はモノラル録音なのだ。70年代のテレビCM音源なのだから,当然モノラルである。しかし,レコードをひっくり返すとステレオ録音に変わっている。音源は同じ三ツ矢サイダーの曲なのにだ。そこで思いついた。本盤は,いわゆるミックス違いやヴァージョン…
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オハイオ・プレイヤーズと「エピタフ」[No.831]

オハイオ・プレイヤーズ『ファイヤー』のA面4曲目「アイ・ウォント・トゥ・ビー・フリー」を聴いていたら,途中で聴いたことのあるフレーズというか,コード進行が出てきた。それが,キング・クリムゾンの「エピタフ」に出てくるフレーズであると気付くのに,時間はかからなかった。ファンクの雄オハイオ・プレイヤーズとキング・クリムゾン。この取り合わせの妙…
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ニコレット・ラーソン ロックなヴォーカリスト[No.830]

前回に引き続き,70年代のアメリカ白人女性ヴォーカルものを紹介する。『愛しのニコレット』は1978年発表。ニコレットは,ウェスト・コースト・ロック関連のアルバムに多数参加し,デビューの機会をつかむ。彼女は基本的にヴォーカリストであり,ソングライターではない。したがって本作も様々なアーティストの作品を取り上げているし,バックのミュージシャ…
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ヴァレリー・カーターの傑作[No.829]

ファースト・アルバムの邦題が『愛はすぐそばに』。1977年作。ソフトに優しく歌っても良し,力強く歌い上げても良し。実力派ヴォーカリストのヴァレリー・カーター。初めて聴いたがこれは傑作である。そこでふと気づいたことがある。70年代中期のアメリカ白人女性シンガーのアルバムを,これまでほとんど聴いていない。CD棚を眺めたら,ボニー・レイット,…
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ザ・フー『ライヴ・アット・フィルモア・イースト 1968』[No.828]

噂のライヴ盤が届いた。これまでブートレグでは音源が使われていたが,この度正式発売となった。1968年,『ザ・セル・アウト』ツアーの録音というなかなか貴重な時期の録音だ。今日まで正式にリリースされなかったのは,おそらく録音状態の不備が大きな原因だろう。本CDを聴いていても,それがうかがえる箇所がある。しかし,その欠点を補って余りある,若き…
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デイヴィッド・リー・ロスの軽いヴォーカル[No.827]

ヴァン・ヘイレンのファースト・アルバムを聴いていて,最近気付いたこと。デイヴィッド・リー・ロスのヴォーカルが,ハード・ロックにありがちな高音シャウト系ではなかったこと。シャウトすることもあるものの,歌メロの部分に関しては意外にも力の抜けた軽い歌い方だった。ちょっとした発見だった。 つまり,ハード・ロックのヴォーカリストと言えばハイ…
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『アヴァロン』ロキシー・ミュージック 音のいいレコード[No.826]

久しぶりに『アヴァロン』をレコードで聴く。冒頭「モア・ザン・ディス」のイントロからして,音の良さが際立つ。発表当時から音の良さが評判を呼んでいた一枚。今聴いても,その印象は変わることがない。ポピュラー音楽のスタジオ盤では,その録音において,ある意味で到達点だったと思える。では,その音の良さの意味とは何だろう。単に録音技術が素晴らしいとい…
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大貫妙子 PURE ACOUSTIC 2018[No.825]

先日,大貫妙子のコンサートを観た。学生時代からのファンで,オリジナル・アルバムをほぼ持っている者としては,正に待望の初ライヴであった。客層はかなりのベテラン・ファンが集合しており,私よりもさらに年齢が高そうな,おそらくは大貫妙子本人と同世代と思しき面々ばかりだった。それにしても,大貫妙子は,こちらの予想していた通りの,イメージ通りの大貫…
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パワー・ポップの定義とは[No.824]

『フラッシュキューブス・フォーエヴァー』というアルバムが発売された。1994年から2017年までに録音された音源から選ばれたスタジオ盤と,2007年のライヴ盤がセットになっている。どこから聴いても,物の見事に「パワー・ポップ」そのものである。そこで,ふっと気になったこの言葉。パワー・ポップ。かなり幅広く使われているが,最近ではどうやら,…
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イーグルス『呪われた夜』のジャケット[No.823]

本作のジャケットのイラストが,最初はよく分からなかった。やがて,それが牛頭骨に鳥の羽で飾り付けをしたものと分かり,なるほどと思ったものだった。LPジャケットで見ると良く分かるのだが,ジャケットの紙それ自体,にいわゆるエンボス加工が施されていて,凹凸のある独特の手触りがする。その上,更にイラスト部分だけが浮き上がるように,凝った作りである…
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佐野元春「マニジュ」ツアー[No.822]

先日,佐野元春のライヴを観た。コヨーテ・バンドをバックにして,昨年発表したアルバム『Maniju』のツアーだ。このアルバムを聴いていなかったので,知らない曲ばかりだったのだが,楽しめるライヴだった。佐野元春も終始ご機嫌で,とてもにこにこしていたのが印象に残った。そんなににこやかな人とは思わなかったので,意外だった。さて,その笑顔の理由は…
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『ニュアンス』/南佳孝45周年リリース第一弾[No.821]

デビュー45周年を迎えた南佳孝が,久しぶりのシングル盤を発表。来生えつこ作詞,南佳孝作曲の,ゴールデン・コンビによる楽曲。さらにアレンジは井上鑑。ベテラン・メンバーによるバンド+ホーン+ストリングスという豪華編成。大人が聴くロックの充実シングル盤が出来上がった。 キャリアを積んだミュージシャンが集まって,ベテラン・アーティストのサ…
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C.C.R.の1969年[No.820]

『バイヨー・カントリー』は,クリーデンス・クリアウォーター・リヴィヴァルが1969年に発表したアルバムの一枚目だ。8月にはこの年2枚目の『グリーン・リヴァー』,さらにその3か月後に『ウィリー・アンド・ザ・プア・ボーイズ』が発表され,驚異の年間3枚のアルバム発売だ。一年に3枚も出す必要があるとは思えないのだが,この年のC.C.R.は,いや…
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スターキャッスル イエスに似過ぎ[No.819]

スターキャッスルのデビュー盤を聴いていると不思議な気分になってくる。曲の展開,各楽器のフレーズや音色はまるっきりイエス。イエスが好きすぎてこうなったバンドなのだろう。アメリカからこういうバンドが出てきたというのも面白い。しかし,一番の問題はヴォーカルまでもが,その声質,歌い方,メロディに至るまで,実によく似ていることだ。楽器演奏ならまだ…
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『ゴールド』/ジェファーソン・スターシップ[No.818]

Gold/Jefferson Starship('79) 2018年になりました。本年もよろしくお願いいたします。ジェファーソン・スターシップは,随分久しぶりに聴くのだが,これはベスト盤。『ドラゴン・フライ』『レッド・オクトパス』『地球への愛にあふれて』からそれぞれ3曲ずつ,『スピットファイア』から2曲に,未発表曲曲「ライト・ザ・スカ…
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大貫妙子『SUNSHOWER』アナログ再発盤[No.817]

『SUNSHOWER』3度目のアナログ再発盤を購入。現代の技術で再プレスされるアナログ盤の音の良さは,以前紹介した,はっぴいえんど『風街ろまん』と同様,素晴らしいものだ。シュガー・ベイブ解散後のこの時期は,錚々たるバック・メンバーの演奏に乗って,まだ若々しい大貫妙子の歌声が聴ける。,1977年リリースの実に爽やかなアルバムだ。このサード…
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ライヴタイム ホール&オーツ70年代ライヴ[No.816]

Livetime/Daryl Hall & John Oates('78) ホール&オーツのアルバムは,ほとんどCDで持っている。3枚セットや5枚セットなどの廉価盤でまとめて入手できたからだ。しかし,本盤『ライヴタイム』はそのセットからは外されていたため,今回アナログ盤で手に入れて初めて聴いてみた。本作は,聴きどころが多く,興味深いラ…
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甲斐バンド・ツアー かりそめのスウィング[No.815]

3年ぶりの全国ツアーを観た。ベストアルバム『Best of Rock Set かりそめのスウィング』の曲順通りに演奏するライヴという趣向だ。近年,有名アーティストが,オリジナル・アルバムをその曲順通りに演奏する企画のコンサートが数多く開かれてきた。それをベスト盤でやろうということかと思いつつ観たが,実はこの企画は思いの外楽しめるものだっ…
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細野晴臣アルバムリリース記念ツアー[No.814]

アルバム『Vu Ja De』の発売に合わせたコンサートを観た。ギター,ベース,ドラム,キーボード,と細野本人というコンパクトなバンド・スタイルが嬉しい。現在彼が取り組んでいるのは,ロック以前の,ロックン・ロールですらない,それ以前の40年代の大衆音楽だ。こんな地味な楽曲ばかりのコンサートがちゃんとソールドアウトになるとは,我が国も捨てた…
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『風街ろまん』をアナログ盤で聴く[No.813]

このアナログ盤は今年発売されたもので,ほぼ新品状態で入手した。値段は約3,500円。これまでなら,1枚のレコードにそう高い金額を払うことはなかったのだが,今回だけは別だった。理由は後で述べるとして,とにかくこのレコードは驚くほど音が良い。ベースの出が抜群だし,ハイハットなどの高音もシャリシャリせずに心地よい。中音もマイルドで実に豊かな音…
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