ファビュラス・プードルス『理由なき反抗』埃との闘い[No.910]

ここ1か月ほど,週末にはレコード・クリーニングに取り組んでいる。少し前にキャロル・キング『つづれ織り』のアナログ盤の汚れについて紹介した。今回はそれ以上の汚れである。レコードはファビュラス・プードルス『理由なき反抗』。以前にも記事を書いたが,非常に過小評価されているが実力のあるバンドだ。学生時代に購入したアナログ盤で,久しぶりに取り出してクリーニングして聴いてみたところ,A面途中からノイズが目立ち始める。レコード針には埃がびっしり付いているのだ。

A面を聴き終えて針をクリーニングする。続いてB面を聴いてもやはり針が埃だらけになる。レコード・クリーニングをしたことで,溝に詰まっていた埃が浮き上がってきている。クリーニングで取り切れなかった埃をレコード針が掻き出しているわけだ。さて翌日,改めてこのレコードをかけてみる。やや音質が向上したように感じる。ところがやはり途中からノイズが入りだした。A面を聴き終えてレコード針を見てみると,またも埃だらけである。こうして前日と同じように両面を聴き,レコード針の埃を取り除く作業をした。

2日ほどしてまたもファビュラス・プードルス『理由なき反抗』をターンテーブルに乗せる。しかし,またしてもノイズが入り始める。A面を聴き終えたころには案の定レコード針に埃がたまっている。なんとクリーニング後3回目も同じ結果になっている。一体どれだけの埃が溝の奥まで入り込んでいたのか。これまでかなりの回数,レコード・クリーニングをしてきたがこれほど何度も埃が出てくるレコードは初めてだ。

そして今,この記事を書きながらまたもこのレコードを聴いている。今回で4回目だ。果たして結果はどうなるのか。ちょうどA面が終わるところである。レコード針をチェックしてみよう。結果はやはり埃だらけだ。4曲目あたりから音がビリビリ言い出したので予想はしていたが,何とも頑固な埃である。

ところでここ数日で4回も聴いているが全く飽きることがない。誰も褒める者がいないが,本盤は隠れた傑作なのだ。音楽的にはパブ・ロックなのだが,パンク期にデビューしたことでスピード感のある演奏になっている。ユーモアたっぷりの歌詞も楽しい。イギリス人らしいひねくれた笑いのセンスは当時としてもかなり古臭いファッション・センスにも表れている。ぜひ聴いてほしい一枚だ。

今頃気づいたが,もう一回レコードをクリーニングすればよいのだ。後でやってみよう。
理由なき反抗 - ファビュラス・プードルズ
理由なき反抗 - ファビュラス・プードルズ理由なき亀裂 - ファビュラス・プードルズ
理由なき亀裂 - ファビュラス・プードルズMIRROR STARS: THE COMPLETE PYE RECORDINGS 1976-1980 - FABULOUS POODLES
MIRROR STARS: THE COMPLETE PYE RECORDINGS 1976-1980 - FABULOUS POODLES

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