『つづれおり』キャロル・キング[No.907]

今,レコード・クリーニングを終えたばかりの『つづれおり』を聴いている。綺麗にしたはずのレコードなのに,1曲聴くごとにレコードを止めている。それは何故か。雑音がひどく続けて聴くことができないからだ。クリーニングをしたにもかかわらず,こんなことになるとは。原因は,レコード盤に付着したゴミや埃である。

私が所有する『つづれおり』は,日本盤の中古で,かなり昔に発売されたものだ。見開きジャケットの内側に日本版ライナーノーツが接着されていて,ミニ・ブックレットのようになっている。しかも,多くの曲に邦題がつけられている。「空が落ちてくる」「去りゆく恋人」はまあ分かる。しかし「心の炎も消え」って何だ。「イッツ・トゥー・レイト」の歌詞対訳を読んでいると,「心の炎が消えたのを,私はそれをかくせない」という箇所がある。そこから取ったようだ。かと思えば,「ユーヴ・ガット・ア・フレンド」はシンプルに「友」となっている。現在では「君の友だち」という邦題が一般的だろう。それを考えてもやはりかなり古い盤であることがわかる。

長年のゴミや埃が付着していたレコードの盤面をクリーニングしたことにより,それらが浮いてきたのだろう。レコードをかける度にレコード針に汚れがたまっていく。そのため,1曲聴いて次の曲に移るころには雑音だらけになるというわけだ。レコード針が盤面の汚れを掻き出すのだから,途中でやめるわけにもいかない。しかも,レコード針の汚れを取り除き,もう一度再生すると,明らかに一回目よりも音がよくなっている。雑音にまみれた「イッツ・トゥー・レイト(心の炎も消え)」が2回目にはすっきりした音になっている。こうなると,やはり時間はかかってもレコードをかけては,レコード針の汚れを除去してまたかける,という行為を繰り返さなければならない。

今,やっとA面の最後までたどり着いた。一曲ごとに再生しては針のクリーニングをし,再び同じ曲から聴いてみて音質を確認する。何とも時間がかかる。きっと,40数年分の汚れをクリーニングしているのだ。アナログ輸入中古盤専門のフラッシュ・ディスク・ランチ販売,アナログ洗浄液の威力が発揮されている。さて,これからB面である。「友」からまた始めるとするか。
つづれおり - キャロル・キング
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