12インチ45回転の威力その2[No.898]

ちょっと前の回で12インチ45回転の威力について紹介した。その後もレコード棚から12インチ45回転盤を見つけたり,新たに購入したりして,また何枚か聴いてみた。そこで,今回は「その2」と題して,12インチ45回転のレコードの音の良さをお伝えしよう。まずは佐野元春『クリスマス・タイム・イン・ブルー』から。レゲエ・ナンバーの特徴として,ベースの太い音が抜群の出方をしている。さらに,パーカッション的に使われる音が目の前に立ち上がってくるかのようだ。

デュラン・デュラン『ワイルド・ボーイズ』。こちらは何と言ってもヴォーカルの出が素晴らしい。高音の歌声が良く伸びる。ヴォーカルにも12インチ45回転の威力は発揮されることを体感した。はっぴいえんど『THE HAPPYEND』。1985年のイベント「ALL TOGETHER NOW」でのライヴ演奏。ドラムのアタックの強さ,エレキギターの音の伸び,そして大滝詠一の歌声の澄んだ音。ライヴでも録音がしっかりしていれば,12インチ45回転はやはり威力を発揮する。

珍しいところでは,近田春夫とビブラトーンズ『バイブラ・ロック』。やはりドラムスの押しが強く,推進力が素晴らしい。ベースの動きが良く聴こえるのもポイント高し。ギター・ソロの鳴りがまたいい。最後は,ザ・スペシャルズ『ザ・スペシャル A.K.A. LIVE!』。バンドが上り調子にあった時期の最高のライヴ音源だ。とにかくベースの太い音が迫力満点。そして,ライヴならではのステージの空気感が収められたミックスが嬉しい。決して音がいいというわけではないが,バンドの最高の状態が12インチ45回転盤にパックされている。

12インチ45回転盤ならではの音質を体感することは,レコードの楽しみ方の新たな一つの方法である。知らないよりは知っていた方がいい。また,12インチ45回転盤を見つけたらリポートしよう。
Christmas time in blue 聖なる夜に口笛吹いて - 佐野元春, 佐野元春, 佐野元春
Christmas time in blue 聖なる夜に口笛吹いて - 佐野元春, 佐野元春, 佐野元春THE WILD BOYS ザ・ワイルド・ボーイズ [12" Analog LP Record] - DURAN DURAN デュラン・デュラン
THE WILD BOYS ザ・ワイルド・ボーイズ [12" Analog LP Record] - DURAN DURAN デュラン・デュラン

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