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zoom RSS 甲斐バンド・ツアー かりそめのスウィング[No.815]

<<   作成日時 : 2017/12/03 11:24   >>

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3年ぶりの全国ツアーを観た。ベストアルバム『Best of Rock Set かりそめのスウィング』の曲順通りに演奏するライヴという趣向だ。近年,有名アーティストが,オリジナル・アルバムをその曲順通りに演奏する企画のコンサートが数多く開かれてきた。それをベスト盤でやろうということかと思いつつ観たが,実はこの企画は思いの外楽しめるものだった。

全国ツアーに先駆けて出たベスト・アルバムなので,十分慣れ親しんでいるわけではない。ただ,およその曲順は頭に入っている。ああ,次は確かあの曲だな,と考えながら曲を聴くのもなかなか面白い体験だった。「曲順は決まっているけど,どの曲からアンコールだろう,とか考えるでしょう」という甲斐よしひろのMCを聞きながら,「その通り,たぶん本編は「漂流者(アウトロー)」で終わり,残り3曲がアンコールだろうな」などと考えていた自分に気付く。そんな楽しみ方もあるのだ。

70年代から,とにかくライヴに力を入れてきたバンドらしく,演奏は抜群。特に,田中一郎のギターの生々しい音色とプレイは素晴らしい。そして主役の甲斐よしひろのヴォーカルは勿論力強い。これだけはっきりとヴォーカルが聴こえ,なおかつ何と歌っているかがしっかり聴き取れるコンサートはそうはない。このヴォーカルが象徴するように,甲斐バンドの音楽は,日本の歌謡曲,欧米のポップスからの影響をはっきりと打ち出した歌ものなのだ。

今回,珍しい選曲の「グッドナイト・ドール」は,イントロがまるっきりブルース・スプリングスティーン「ハングリー・ハート」だ。あれこそ往年のポップスへのオマージュのような曲だったが,甲斐よしひろはイントロのピアノのフレーズに,さらにニール・セダカ「カレンダー・ガール」のメロディを入れ込む。この重層的なアプローチに,ポップスの歴史の積み重ねへの甲斐よしひろの思いを感じる。大滝詠一的な発想の持ち主であることが分かる。

代表曲満載のライヴは十分に楽しめたし,甲斐バンドはまだまだやれるという思いを新たにした。ところで,アンコールの予想は,半分当たりで半分間違いだった。さらに意外なラストが待っていたのだった。




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