[No.307]Start Me Up/The Rolling Stones('81)

「スタート・ミー・アップ」/ローリング・ストーンズ('81)。
結局ストーンズの良さはこれ。ちょっと緩めのビートと二本のギターのからみ。ギターは弾きすぎず、隙間を生かした音作り。そして、ズバリ言うとベース、ドラム、ギター×2、ミック・ジャガーのヴォーカル。それ以外は不要だ。いや、それだけで十分なのだ。「スタート・ミー・アップ」という名曲がそれを証明している。泉昌之の傑作ロックマンガ「ジジメタルジャケット」では、この曲を演奏するシーンでギタリストの徳さんが次のように評している。
「しかしアレですよ ホント ストーンズは この「スタートミーヤップ」っちゅう曲にしろ 単純なようでいて やってみるとなかなかどうして味わいがある」
ところで、何故急にストーンズかと言えば理由は二つある。ちょっと前に友人と話した時に、「ストーンズのアルバムと言えばやっぱり『ベガーズ・バンケット』だよな」ということで同意したのだが、そのときは特にその理由を確認したりはしなかった。同意見だったのでそのまま納得しただけで終わったのだ。でも何故『ベガーズ・バンケット』なのかという疑問が頭の片隅に残っていたようなのだ。
そして二つめに「レコード・コレクターズ2009年9月号」ストーンズに関する記事だ。過去の音源がSHM-CDで出直しという内容なのだが、その中でライターの行川和彦が興味深い指摘をしている。アルバム『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』について、「『ベガーズ・バンケット』以来ホーンを入れず2本のギターがメインのシンプルな作りのロックンロールが主体。」と説明している。そうか、ホーンがないからか、と私は納得したのだった。それが『ベガーズ・バンケット』がいいと感じた理由だったのだ。
ということで最初に戻ると、バンド5人の演奏以外できるかぎり他の音を入れないものが私の好きなストーンズの音なのだ。ホーンは不要、女声コーラスもなし、できればピアノも抜いてほしい。それでも十分かっこいいのだ。
ストーンズはそれでも我慢できずについホーンを重ねたり、女声コーラス隊を連れてきたりするのだが、それが好きな人はそれでいいだろう。特にピアノの役割はかなり大きい。『ベガーズ・バンケット』でもほとんどの曲で入っているし。
それから「レコードコレクターズ・2009年8月号」の「初期英国ロック/ポップの名曲ベスト100」の特集を読んで気がついたことがある。第1位がストーンズ「サティスファクション」なのだ。たぶんこの曲を1位に持ってくるほどには私はストーンズが好きじゃないのだ。ストーンズが本当に好きな人は納得のランキングだろうが、私はそうではない。むしろ2位のザ・フー/マイ・ジェネレイションや3位キンクス/ユー・リアリー・ガット・ミーに納得するのだ。

Tattoo You
Universal
2009-06-09
The Rolling Stones

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ベガーズ・バンケット
USMジャパン
ザ・ローリング・ストーンズ

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