[No.267]Golden Brown/TheStranglers('81)

ストラングラーズはライヴ盤「Xサーツ」しか持っていないのだが、今回初期のシングル曲を集めた編集盤を聴いてみた。デビュー当時はキーボードが入っている点はユニークだったが基本的に初期パンクに通じるサウンドだ。ただし「Xサーツ」の方がよりパンク的な荒々しさが詰まっている。
その後いわゆるニュー・ウェーヴ的なサウンドに変化していく。途中テクノ風なアプローチの曲もあったりして興味深い。そして、80年代に入るとさらに曲調の幅が広がっていく。
今回紹介する「ゴールデン・ブラウン」まで来るともはや初期とは別のバンドのようにも聴こえる。その変化の幅は例えばエルヴィス・コステロXTCなどとも通じる感覚だ。
さて、 「ゴールデン・ブラウン」だが、まず3拍子なのだが、イントロや間奏などは3・3・3・4と最後に1拍多いので初めて聴いたときはもの凄く気持ち悪いノリに思えた。数回聴くと何ともなくなるのだが、こうしたズレの感覚にはちょっとプログレ風なところがあるのかもしれない。ドアーズに似ていると評されたキーボードだが、インタビュー記事を読むと、実際はプログレ・バンドのキーボードの影響のほうが強いらしい。
全体の曲調としてはフランスの街角みたいな雰囲気を醸し出している。ハープシコード風の音色がいい感じだ。歌詞の内容は分からないが、落ち着いた歌いぶりで割と単純な旋律を2度ほど繰り返す。そしてエンディングは深いリバーブがかかったヴォーカルでもやっと終わる。不思議な曲に聴こえるが、これが何と全英チャート2位のヒット曲のだ。正直、その結果には疑問を感じるが、ニュー・ウェーヴの時代らしい曲とも言える。
ストラングラーズは現在も現役として活動中だ。パンクの時代にデビューして解散することなく今でも活動し続けているバンドなど、もはや数えるくらいしかいない。にもかかわらず、これまでほとんど聴いてこなかったことを少し反省し代表アルバムくらいは聴いてみようかという気になった。

La Folie
Toshiba EMI
2001-07-11
The Stranglers

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ゴールデン・ブラウン ...
耽美な世界収録されて ...
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