[No.187]Don't Do Me Like That/Tom Petty('80)

名義は正しくは Tom Petty And The Heartbreakers です。
さて、今私の手元にはミュージック・マガジン1983年1月号がある。当時この雑誌を定期的に購入してはいなかったのだが、ちょうどこの号にザ・ジャムが解散することになり、それまでの歩みについて大貫憲章が書いた記事が載ったので手に入れたのだった。
それはともかく、この雑誌の目玉の一つが4人の評論家が7枚の新譜を点数をつけて評価する「クロス・レヴュー」コーナーだった。その中の一人、中村とうよう の点数とコメントが傑作で、本屋で立ち読みする時でも必ずこのページには目を通していた。
そしていよいよトム・ペティです。このたまたま買った号でトム・ペティのアルバムが紹介されていたことを思い出して今読み返しているところなのだが、 「ロング・アフター・ダーク」というアルバム評で、今井智子8点、北中正和8点、小嶋さちほ6点、そして期待の中村とうよう が1点! そのコメント「また出てきた。この欄で何度かトム・ペティの悪口を書いた記憶がある。なんでまた取り上げるのだろう」 彼はトム・ペティが嫌いなのです。 「鼻にかかったシケた声でディランっぽく歌ってるペティの声なんか聞いてるとナサケナくなってくる。もうニューミュージック以下だ」というわけで1点でした。
他にもこの欄では、アンジーという日本のバンドに0点をつけたことが原因で実際にバンドのメンバーと対談したり、トム・ウエイツ「レイン・ドッグ」ではマイナス10点をつけたりと、何かと話題を提供してくれた中村とうよう であった。途中で何度か、 「聞きたくもないアルバムを聴かされるのは辛いのでこのコーナーを降ろしてくれと頼んでいるのだが、編集部がうんと言わない」という発言もあった。しかし、編集部サイドとしてはこんなおもしろい企画はないので当然簡単に中村とうよう をコーナーから外したりはしないのだった。
ということで、中村とうよう話で盛り上がってしまったが、トム・ペティに関してはこの曲の入ったアルバムは演奏が力強く適度なスピード感があり、80年の発表だが自然な録音の仕方で今聞いても決して古くさくもなくいいアルバムだ。トム・ペティのヴォーカルについては、中村とうよう の気持ちも分からなくはないが、私はそんなには気にならない。そう言えば長いことトム・ペティの1st, 2ndアルバムを聴いていないので久しぶりに探してみようか。
Damn the Torpedoes


Damn the Torpedoes
Mobile Fidelity
1990-10-25
Tom Petty & the Heartbreakers

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